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不登校になる原因が分からない!学校に行けない辛い理由と解消法

不登校 原因 理由

子供がある日突然不登校になったら?

多くの親はまずはうろたえるしかできないのではないでしょうか。

うちの子供が不登校になったのは小学校6年生の時でした。

最初は少し休めば通えるようになるだろうとあまり重く考えてませんでしたが…。

ダメだった時の絶望感ハンパなかった。

不登校の原因を聞いても言いたくないのか自分でも分からないのかはっきりした答えもないし。

サボりたいだけじゃないかと思ってイライラもするし!

かといって無理に通わせることもできないのが辛いところですよね。

でもイライラグズグズもがいているうちに原因は分かりました。

子供が不登校になる理由はズバリ学校が楽しくないからです。

そんな単純なことに気づかなくてごめんなさいって感じwww

でもこれどうやって解決したらいいのでしょうか…?

原因がいじめでなくても不登校になるし解消は難しい

原因が分かれば解決するわけではないけど原因が分からないと親の苦しみも増しますね。

真っ先に思いつくのがいじめ、もしくは教師のパワハラ…。

身も蓋もないことを言えばいじめは昔からありますし教師の質ももっと乱暴なものでした。

こういった被害に遭うか遭わないかはもはや運。

しかし原因がはっきりしているだけに適切な対処をすれば学校復帰の可能性があるとも言えます。

最近はいじめられた側が学校に行けなくなるのはおかしい。

いじめる側ほど隔離してもケアが必要だとの意見も広がってきています。


マンガでは2巻、ドラマでは2話で問題提起がされてちょっとしたニュースになりました。


現実はまだ学校側の対応も追いついておらず被害者なのに通えない場合が多いでしょう。

これももちろん辛いことですが親の心情としてはどうでしょうか。

無理して行かなくていいってなりません?

親はいつだって子供を守るのが最優先。

納得いかない思いはあれど我が子が悪いわけではないので責める気にはならないはずです。

むしろ学校に行かないのがいじめ以外の理由の方が親はスッキリしません。

友達とケンカした?勉強が分からない??何となく面白くないだけ???

あなたが親ならこんな感じのことを言うのではないでしょうか。

「そんなことで休むわけにいかないでしょ」

「みんなは嫌でもちゃんと行ってるよ」

「行かないと自分が困るんだよ」

つまり親は口を開けば学校に行け一択なんですよね。

いじめが原因じゃなくても学校に行けないのは子供のSOSのサインなのです…。

「僕にとってはそんなことじゃないんだよ!」

「みんなは行けても僕は無理なんだよ!!」

「今は先のことまで考えられないよ!!!」

苦しんでいる点においては不登校にさせられてしまった子もなってしまった子も同じ。

やっぱり無理して行かなくてよくない?

(念のため書いておきますが該当する保護者の方は自分を責めないでくださいね)

(私もガンガン言ってましたしwww)

不登校解消に学校と家庭どちらが原因か特定するのは必要か

不登校の子供それぞれに何らかの学校が楽しくない原因があると私は考えています。

楽しくないならしょうがないよね~と思えればいいのですが親なら詳細を知りたいですよね。

もし特定できれば何かしら対処方法が思いつくとも限りませんし。

「子供ははっきり言わないけど学校で何かあったのでは」

「今まで甘やかして育ててきたからわがままになってしまったのかも」

それでは不登校になるのは学校と家庭、どちらかに原因があるのでしょうか。

我が家の場合は不登校になる直前に担任の先生に叱られるという出来事がありました。

それもみんなの前だったのでおそらく相当恥ずかしかったのでしょう。

でもこれが原因と訴えて学校に謝罪してもらったところで不登校が解消するわけでもないし。

大体叱られたのはうちの子供の態度が悪かったからですしね。

それにそれまで学校が楽しかったならこれくらいのことで行かなくなることはないはず?

原因というよりはきっかけだったかなと。

きっかけがなければそのまま通えていたのかと思うと正直モヤモヤは残ります。

でもいつか同じ結果になったかもしれないし。

子供が楽しくない学校生活を送っていると言うのも辛いし。

いつまでも暗い気持ちで過ごすのはやはり無駄な時間のように思いますね。

それでは学校ではなく家庭に原因があると考えられるケース。

例えばの話ですが複数子供がいて全員不登校だとしたら親は自分を責めるかもしれません。

でもあなたのきょうだいが不登校だったと想像してみたら…?

僕だって休みたいってなるでしょ~~~

誰だって学校に行くのが億劫な日もありますもん!

他のきょうだいが堂々と休んでいたらそんな連鎖が起きても別におかしくないと思います。

それでも「学校は行くべきところ」と認識している子や楽しく通ってる子は休みません。

ちなみに一人っ子で学校に行きたがらない場合はズバリ家の方が居心地がいいのでしょう。

(何をかくそう私もそうだったのでwww)

家で充分甘えさせてあげて満足したらきっと自分から動き出しますよ。

以上、不登校の原因の追究はあまり意味がないというお話でした。

原因を排除して不登校を解消し学校に行けるようにするには

うちの子供の話に戻りますが不登校になって間もなく中学校に入学することになりました。

不登校期間も短いし環境が変わればまた通えるようになるだろうと親も期待大。

本人も気持ちをリセットできたのか最初の1学期はほぼ休むことなく通えていました。

しかし夏休みについてしまった怠け癖のせいか再び休みがちになってしまったのです。

週3日行って2日休む。

そのうち休む日の方が多くなる。

教室に行けなくなる。

別室登校する。

短時間で帰ってきてしまう。

最初はとにかく学校に通って欲しかったので行くか行かないかで親は一喜一憂。

仕事があるため学校に行くよう声かけしてから家を出たりしていました。

まさかそれすら子供を追い詰めるとは。

ある日学校から電話があって全然通えてないことが発覚しました。

子供が学校に行こうとしても行けないくらい苦しんでいるという可能性がある。

この出来事により、そんな思いをしてまで学校に行かせないといけないのかを真剣に考えました。

そして子供はどうしてそこまで学校が辛いのか?

それはきっと「学校が楽しくないから」以外に考えられません。

友達もいない、いたとしても会話する程度でお互いに必要としてはいない。

勉強もできない、できたとしても何故勉強しなきゃいけないのか分からない。

運動もできない、できたとしても進んでやりたいほどのものではない。

親からしたらこれといった理由ではないかもしれません。

でも子供からしたら充分辛いです。

どうしてわざわざ楽しくない場所に行かないといけないの?

我慢して学校に行って一人ぼっちで何をしたらいいの?

子供にそんな問いかけをされた時どう答えたら学校に行けるようになるのでしょうか…。

もしも正解があればこんなに不登校で悩む親子はいませんよね。

でも答えのない日々を送りながら子供が自分から動き出す時が必ず来ます。

親は美味しい食事やぐっすり眠れる環境を提供して安心させてあげるだけでいいのです。

病気による不登校の可能性がある場合は投薬などで良くなる場合もありますからそこは注意してくださいね。

不登校の親が苦しくなるのは学校に通うことに捉われすぎているからです。

お子さんの最終学歴が中卒か高卒か専門学校卒か大卒になるのかは分かりません。

でも子育ての最終目的は自立した生活を送れるようになることです。

だとしたらその過程など関係ないのではないでしょうか。

楽しくない学校に行くより家にいてもいいから楽しいと感じる日々を送ることが大切。

先は長いですから子供だけじゃなく親も無理せずやっていきましょう。